出国時の成田空港は、世界から人がいなくなってしまったのではないか、と思えるくらい閑散としていました。本来であれば見送りの人がいたり、一緒に渡米するEF生もいて、賑やかな出発であったはずが、僕の両親とEFスタッフの3人だけ。EFスタッフの方に渡米前の決意を動画に撮っていただいた時には、自然と「コロナで大変な状況だけれど、数少ない留学できる機会を得たので、日本を代表して頑張ります」という言葉が出てきました。
アメリカの空港も人気はなく、ものすごい寂しさと不安が襲ってきましたが、僕の姿を見つけたホストファミリーがみんなで走ってきてくれて、ハグしてくれたので、本当に心から安心した瞬間は忘れられません。よく考えるとソーシャルディスタンスが合言葉のようになっていた時期ですが、その時はそんなことはすっかり忘れていました。
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